『續燈録』對機門の彭州慧日堯禪師に「師云。松風颯颯。細雨微微。紅日銜山。冰輪出海。照古照今。未嘗有間。目前無法。日用分明。法爾熾然。絲毫不立。人人具足。各各圓明。向諸人前。更説箇什麼即得。良久云。參。」(師云く、松風は颯颯と、細雨は微微たり。紅日は山に銜ち、冰輪は海より出ず。古に照らし今を照らすに、未だ嘗て間あらず。目前に法なく、日用は分明たり。法爾は熾然として、糸毫も立たず。人人に具足し、各各に円明なり。諸人の前に向い、更に箇の什麼を説いて即ち得んや。良久して云く、参れ。)とある。『寒山詩』に「可重是寒山、白雲常自閑。猿啼暢道内、虎嘯出人間。獨歩石可履、孤吟藤好攀。松風清颯颯、鳥語聲〓(口官)〓(口官)。」(重んずべきは是れ寒山。白雲常に自ずから閑か、猿啼いて道内を暢べ、虎嘯いて人間を出ず。独り歩んで石を履むべく、孤り吟いて藤を攀じるを好む。松風清く颯颯、鳥の語る声官官。)とある。謡曲『高砂』の「千秋楽」に「千秋楽は民を撫で、萬歳楽には命をのぶ。相生の松風、颯々の聲ぞ楽しむ、颯々の聲ぞ楽しむ」がある。颯颯(さつさつ);風のさっと吹くさま。また、その音。
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