掛け軸/掛軸/禅語「花閑鳥自啼(はなしずかにして とりおのずからなく)」
唐の詩人、皇甫曾(こうほそう:721~785)の『題贈呉門〓(上巛下邑)上人』に「春山唯一室、獨坐草萋萋。身寂心成道、花閑鳥自啼。細泉松徑裏、返景竹林西。晩與門人別、依依出虎溪。」(春山ただ一室、独り坐すに草萋萋たり。身寂、心成道、花閑にして鳥自ら啼く。細泉、松徑裏、返景、竹林の西。晩に門人と別る、依依たり出虎の溪。)とある。萋萋(せいせい);草木の盛んに茂るさま。身寂;「身寂者、身依七支坐法、使脈結解開、以淨氣息灌注菩提甘露、易生輕安喜樂、顯現明體、或足相架、身支隨其自然。」とある。返景(へんけい);夕日の照り返し。「初學記」に「日西落、光反照於東、謂之反景」(日西に落ち、光東に返り照る。之を反(返)景と謂う)とある。依依(いい);枝や葉の茂っているさま。------------------------------------------------------------------------------------------------
満開の花はあくまでもひっそりとしている。 鳥の鳴き声も却(かえ)ってその静けさを際だたせるようだ。 華やぎの中の静寂。そして調和のとれた世界がそこにある。
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