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掛け軸/掛軸/禅語「萬法帰一(ばんぽういつにきす)」

『傳燈録』に「僧問。萬法歸一一歸何所。師云。老僧在青州作得一領布衫重七斤。」(僧問う。万法一に帰す、一何れの所にか帰す。師云く。老僧青州に在って、一領の布衫を作る、重きこと七斤。)とあり、これが『碧巌録』第四十五則に「舉。僧問趙州。萬法歸一。一歸何處。州云。我在青州。作一領布衫。重七斤。」(舉す。僧、趙州に問う。万法一に帰す。一何れの処にか帰す。州云く、我青州に在って、一領の布衫を作る。重きこと七斤。)と、取り上げられている。ある僧が趙州に、すべてのものは一に帰るというが、その一はどこに帰るのか、と問うた。すると趙州は、わしが青州におったとき、一枚の布衫を作ったが、その重さが七斤あった、と答えた。『圜悟録』には「舉。僧問趙州。萬法歸一。一歸何處。州云。我在青州作一領布衫。重七斤。師拈云。摩醯三眼。一句洞明。似海朝宗。千途共轍。雖然如是。更有一著在。忽有問蒋山。萬法歸一一歸何處。只對他道。饑來喫飯困來眠。」(舉す。僧、趙州に問う。万法一に帰す、一何れの処にか帰す。州云く、我青州に在って、一領の布衫を作る。重きこと七斤。師拈じて云く。摩醯三眼。一句洞明。海朝宗に似る。千途共轍。然も是の如くなりと雖も、更に一著を有すること在り。忽ち蒋山に問う有り。万法一に帰す、一何れの処にか帰す。只だ他に対して道うべし。飢来たれば飯を喫し、困み来たれば眠る)とある。すべてのものは一に帰るというが、その一はどこに帰るのか。ただ、その者に対して言おう。腹が減ったら飯を喰い、疲れたら眠るだけのことだ。○布衫(ふさん):麻などで作った単衣の着物。○斤(きん):一斤160匁=600g。
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森羅万象すべては一に帰る

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