掛け軸/掛軸/禅語「萬里無片雲(ばんりへんうんなし)」
『傳燈録』に「問萬里無片雲時如何。師曰。青天亦須喫棒。」(問う、万里片雲なき時、如何。師曰く、青天また須く棒を喫すべし。)とある。『續燈録』に「僧曰。如何是向上事。師云。萬里無片雲。」(僧曰く、如何なるか是れ向上の事。師云く、万里片雲なし。)とある。『禅林句集』は『禪林類聚』を出典にあげ「正覺逸云。倒一説。清人骨。萬里無片雲。放下一團雪。別別。老大禪翁甘滅舌。」(正覚逸云く、倒一説。清人骨。万里片雲なし。放下す一団の雪。別別。老大禅翁甘滅舌。)とある。萬里は、万里の天。片雲は、一片の浮き雲。雲は妄想や煩悩などの例えで、心の隅々まで妄想や煩悩がない状態をいうという。------------------------------------------------------------------------------------------------
雲ひとつなく 晴れ渡った空
片雲はまつわりつくもの 煩悩のたとえ
------------------------------------------------------------------------------------------------
禅語の書を先生や住職に書いていただき、それを表装して掛軸にできます。
書いていただける書家の先生、住職の方は諸事情により「
ホームページに表示できるのは数名」なのですが、 実際はもっと沢山いらっしゃいます。
全て国内生産のオーダーメイドで掛軸や和額を作ることができます。
大好きな、または人生のテーマにしている禅語の掛軸や和額が欲しいけど・・・
・「リサーチをかけたが、好きな言葉の掛軸も和額も存在しない」
・「今リサーチをかけて見つけた物は高い。もっとリーズナブルに作れないか」
・「サイズが大きすぎる(または床の間がないので掛けれない)」※小さい額か軸が欲しい
・「見つけた物の書よりも、ダイナミックな書き方いい、または静かな書き方がいい」
などという要望もあると思います。
掛軸倶楽部では「一期一会」「円相」など、この先生に書いてもらいたい、
またはその言葉の掛軸や和額が欲しいというご希望にお応えできたら・・・と思っております。
書かれた書の表装も承ります。
是非「お問い合わせ」くださいませ。