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掛け軸/掛軸/禅語「開門落葉多(もんをひらけばらくようおおし)」

『禅林句集』五言対句に「聽雨寒更盡、開門落葉多」(雨を聴いて寒更尽き、門を開けば落葉多し) とある。『全唐詩』に収められた、唐僧・無可上人の「秋寄從兄賈島」という題の五言律詩「暝(暗)蟲喧(分)暮色、默思坐(坐思)西林。聽雨寒更徹(盡)、開門落葉深。昔因京邑病、併起洞庭心。亦是吾兄事(弟)、遲迴共(直)至今。」(カッコ内は異本)から。深夜半、屋根打つ雨音が次第に強くなり冷えこみが一段と激しくなった。翌朝、門を開くと一面に敷きつめられた沢山の落ち葉。宋の釋惠洪の『冷齋夜話』に「唐僧多佳句、其琢法比物以意、而不指言一物、謂之象外句。如無可上人詩曰、聽雨寒更盡、開門落葉深、是落葉比雨聲也。」というように、言外に落ち葉の音を雨音に比したのもで、昨夜 雨と思ったのは、この落葉が屋根に落ちる音だったのか、との意をこめたもの。紀貫之の「秋の夜に雨と聴こえて降りつるは風にみだるる紅葉なりけり」(拾遺集)は、この詩を元に詠ったという。無可は范陽の人、姓は賈氏、居天仙寺に住す。
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「雨音を聴いているうちに寒い夜更けが過ぎ、夜が明けたので門を開けてみると、あたり一面に葉が落ちていた。
一晩中聴いていた雨音は、朝になってみれば、実は軒端をたたく落ち葉の音だったという幽寂な閑居の風情」  

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門(もん)を開(ひら)けば落葉(らくよう)多(おお)し、雨音を聞いている間に夜が明けたので、門を開けてみると一面に枯葉が落ちていた。雨音は枯葉が軒先をたたく音だった、という幽寂な閑居の風情。

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