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掛け軸/掛軸/禅語「柳緑花紅(りゅうりょくかこう)」

柳は緑、花は紅(やなぎはみどり はなはくれない)。『全唐詩』の魏承班の『生査子』に「煙雨晩晴天、零落花無語。難話此時心、梁燕雙來去。琴韻對熏風、有恨和情撫。腸斷斷弦頻、涙滴黄金縷。寂寞畫堂空、深夜垂羅幕。燈暗錦屏欹、月冷珠簾薄。愁恨夢難成、何處貪歡樂。看看又春來、還是長蕭索。離別又經年、獨對芳菲景。嫁得薄情夫、長抱相思病。花紅柳綠間晴空、蝶舞雙雙影。羞看繍羅衣、為有金鸞並。」、蘇東坡の禅に関する詩文と逸話、および仏印禅師(?~1098)との問答を収録した徐長孺(益孫)編『東坡禪喜集』に「柳緑花紅真面目」、『禪林類聚』(1307)に「海印信云。見不及處。江山滿目。不睹纖毫。花紅柳綠。白雲出沒本無心。江海滔滔豈盈縮。」とみえる。一休禅師の道歌に「見るほどにみなそのままの姿かな 柳は緑 花は紅」、沢庵禅師に「色即是空 空即是色 柳は緑 花は紅 水の面に 夜な夜な月は 通へども 心もとどめず 影も残さず」があるという。柳は緑、花は紅、ただそれだけのことである。


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柳緑花紅 (やなぎはみどり はなはくれない)

この「柳緑花紅」という句は、最もよく知られた禅語で、
意味もきわめて平易ですが、平易だけに容易ならざる内容をひめています。
毎年、春になると、当然のように柳はみずみずしい緑の葉を芽吹かせ、花は美しい真紅の花を咲かせます。柳も花も、自然の摂理に従って、誰に頼まれたわけでもないのに、春が来るたびに葉を茂らせ、花を咲かせます。
このあたりまえの事実を、北宋の詩人、蘇東坡は「柳は緑、花は紅、真面目」と詠じました。柳は緑、花は紅、このあたりまえのことが、とりもなおさず真理の実相だと蘇東坡はいうのです。そういう目で見れば、見渡すかぎり、真理の実相でないものはありません。

まさにすべては草木国土悉皆成仏であり、仏性の顕現にほかならないのです。
茶の湯 禅語便利帳より

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物事が自然のままに、人の手を加えられていないことのたとえで、
柳は緑色をなすように、花は紅色に咲くように、
この世のものは種々様々に異なっており、
それぞれに自然の理が備わっている、という意味です。
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意 味:
(一)柳が緑色に茂り、花が紅色に咲く。春の美しい景色のたとえ。
(二)自然のままで人工を加えぬことのたとえ。
(三)物事に自然の理のそなわっていることのたとえ。
(四)物事がそれぞれに異なっていることのたとえ。
(五)悟りをひらいた状態のたとえ。
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