掛け軸/掛軸/禅語「山花開似錦(さんか ひらいて にしきに にたり)」
『碧巌録』八十二則「大龍堅固法身」に「舉。僧問大龍。色身敗壞。如何是堅固法身。龍云。山花開似錦。澗水湛如藍。」(舉す、僧、大龍に問う、色身敗壊す。如何なるか是れ堅固法身。龍云く、山花開いて錦に似たり、澗水湛えて藍の如し。)とある。色身(しきしん);肉体。敗壊(はいかい);そこなわれくずれること。法身(ほっしん);法身・報身(ほうじん)・応身(おうじん)の三身(さんじん)の一つで、真理そのものとしての仏の本体、色も形もない真実そのものの体をいう。澗水(かんすい);谷川の水。僧が、肉体が滅んだ後には永遠不滅の真理はどうなってしまうのか、と大龍に問うた。大龍は、山に花が咲いて錦のようだ、谷川の水は藍のようだ、と答えたとのこと。------------------------------------------------------------------------------------------------
山花開似錦 さんか ひらいて にしきに にたり
澗水湛如藍 かんすい たたえて あいの ごとし
山花は錦のように咲き乱れ、谷水は藍色に湛え澄む。
ある僧が「肉身は死ねばなくなるが、堅固なる法身とはどのようなものですか」と問うたのに対する、宋代の禅僧大龍智洪の応答。
眼前に広がる大自然の営みそのものが、常住不変なる法身の如来に他ならないの意。
------------------------------------------------------------------------------------------------
禅語の書を先生や住職に書いていただき、それを表装して掛軸にできます。
書いていただける書家の先生、住職の方は諸事情により「
ホームページに表示できるのは数名」なのですが、 実際はもっと沢山いらっしゃいます。
全て国内生産のオーダーメイドで掛軸や和額を作ることができます。
大好きな、または人生のテーマにしている禅語の掛軸や和額が欲しいけど・・・
・「リサーチをかけたが、好きな言葉の掛軸も和額も存在しない」
・「今リサーチをかけて見つけた物は高い。もっとリーズナブルに作れないか」
・「サイズが大きすぎる(または床の間がないので掛けれない)」※小さい額か軸が欲しい
・「見つけた物の書よりも、ダイナミックな書き方いい、または静かな書き方がいい」
などという要望もあると思います。
掛軸倶楽部では「一期一会」「円相」など、この先生に書いてもらいたい、
またはその言葉の掛軸や和額が欲しいというご希望にお応えできたら・・・と思っております。
書かれた書の表装も承ります。
是非「お問い合わせ」くださいませ。