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掛け軸/掛軸/禅語「且座喫茶(しゃざきっさ」

『臨濟録』に「到三峰。平和尚。問曰。什麼處來。師云。黄蘗來。平云。黄蘗有何言句。師云。金牛昨夜遭塗炭。直至如今不見蹤。平云。金風吹玉管。那箇是知音。師云。直透萬重關。不住清霄内。平云。子這一問太高生。師云。龍生金鳳子。衝破碧琉璃。平云。且坐喫茶。又問。近離甚處。師云龍光。平云。龍光近日如何。師便出去。」(三峰に到る。平和尚問うて曰く、什麼の処よりか来たる。師云く、黄檗より来たる。平云く、黄檗、何の言句かある。師云く、金牛昨夜塗炭に遭う。直に如今に至るまで跡を見ず。平云く、金風、玉管を吹く、那箇か是れ知音。師云く、直に万重の関を透って、清霄の内にも住まらず。平云く、子が這の一問、太高生。師云く。龍、金鳳子を生じ、碧琉璃を衝破す。平云く。且坐喫茶。また問う。近離甚れの処ぞ。師云く、龍光。平云く、龍光近日如何。師便ち出で去る。)とある。三峰山に行った時、平和尚が問うて言った、どこから来た。臨済が言う、黄檗から来た。平和尚が言う、黄檗はどんな教えをする。臨済が言う、金の牛が昨夜ひどいめに遭い、そのまま今になっても姿が見えない。平和尚が言う、秋風に玉の笛を吹くようだ、誰がこれを聞き分ける人があろうか。臨済が言う、あらゆる関門を透過した晴れ渡った大空のような境地にも留まらない。平和尚が言う、おまえの答えは、たいへん高姿勢だ。臨済が言う、龍が鳳凰の子を生み、青い大空を破くように翔けまわっている。平和尚が言う、まあ坐って、お茶をおあがり。また平和尚が問うた、ところでどこから来た。臨済が言う、龍光。平和尚が言う、龍光はちかごろどんな様子か。臨済はさっさと立ち去った。

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「且」はしばらくということ。ま、しばらくすわってお茶でも飲もうよ、という意味です。
多忙な生活の中で、ふと立ち止まり、静かにすわって一服のお茶を喫する心の余裕、それがなによりも現代人には必要とされているのではないでしょうか。

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「これから座って茶をたのしむところ」という意味です。

且座という表記では、表千家では且座(さざ)、裏千家では且座(しゃざ)という儀式があります。
それは、五人でする茶会です。
三人の客と、東(とう、主人のこと)、半東(はんとう、助手のこと)の五人での茶会。客はそれぞれ、花をいけ、掛け軸を掛けながら、炭や香を焚き、東は濃茶をいれ、半東は、薄茶をいれ、そこで、愉しくお茶をする。そんな素敵な儀式なのです。
「且座喫茶」には、「座ってお茶を飲みませんか?」という意味があります。

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