簡易な参拝
掛軸倶楽部店長です。作法が異なる神社もあると思いますが、
皆さん一般的な参拝の流れはご存知でしょうか。
参拝をする日
毎月1日と15日がよいと言われています。
また、参拝する前に行う必要があるのが、清める禊(みそぎ)です。
これは本来、神の前に向かう者が行われるものです。
紙は穢れを嫌うとされているからです。
厳密には、一般参拝なら、入浴やシャワーで体を清潔にしてから参拝をするという気持ちがあるといいです。
そして、神社の鳥居をくぐる時に、「一揖(身体を45度折り曲げる会釈)」をします。
その際、服装を整えるようにしてください。
次は手水舎で手水を使って、手と口を洗います。
これは拍手と祝詞(のりと)を行う手と口を清める意味があり、ひとつの禊(みそぎ)となっています。
手水の作法ですが、
壱
柄杓を持って水をとり、手にかけて清めます。
弐
逆の手で柄杓を持ち替えて清めます
参
柄杓を持ち替え、水をてのひらで受け止めて、口をゆすぎます。口をゆすぐ際には直に柄杓にふれないようにしてください。
四
使った柄杓を洗って清めます。柄も軽く洗ってください。これは次に使う人の為の配慮でもあります。
伍
洗い終わったら、元の位置に伏せておきます。あとは口と手をハンカチでぬぐってください。
巫女が着いていただける場合は、巫女の指示に従ってください。
手水が終わったら参道を抜けて神前に行きますが、参道の中央は避けて歩いてください。
参道の中央は、正中(せいちゅう)と言われ、神の通る道なのです。
神前では、紙への供物として賽銭箱に賽銭を奉納します。
賽銭箱の近くにある鈴鐘を次に鳴らしますが、これの意味は邪気を払う音だとか、神を呼び寄せる儀式をはじめる合図だとか言われています。
鈴鐘を慣らしたら、拝礼をします。
拝礼の作法は、ご存知の方も多いと思いますが、
「二拝二拍手一拝」
です。
壱
拝(直立して体を90度曲げる)を二回します。
弐
拍手を2回します。(両手を胸の高さで揃えて、手を合わせてから右手を少し手前にずらして拍手します)最後に、ずらした右手を戻してあわせて、手を下ろします。
参
再度、一拝します。
「二拝二拍手一拝」の前後で一揖(いちゆう)ができるとより良いです。
祈願をする場合、二拍手が終わったあとに、住所と名前と願い事を声に出すかココロの中で言いうのが一般的です。これはお礼を言うときも同じです。
以前はこの作法は神社に寄っていろいろありましたが、この「二拝二拍手一拝」でほぼ統一されています。これがされたのは、神仏分離によるものだそうです。
勿論ほぼ統一と言いましたが、出雲大社などは、「四拍手」となっています。
また、伊勢神宮の神事では、「二拝八拍手一拝」になっております。
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掛軸商品のご案内
伊勢神宮 荒木田守明(直筆)タイプ1
伊勢神宮 荒木田守明(直筆)タイプ2
商品名:伊勢神宮 【直筆作品】
作家名:荒木田守明
皇祖神・天照皇大神の「あらゆるものに御光(おかげ)をなげかけて下さる」という御神徳への感謝のあらわれとして、お祝い事及び日常掛けとしてご鑑賞いただけます。
御神号には、家内安全、生業繁栄、郷土の発展ひいては国の繁栄と平安への祈りと願いが込められております。
伊勢神宮から許可の出た表具師による作品です。
(注)こちらの箱は桐箱ではなく、杉箱となっております。
●解説
皇祖神・天照皇大神の「あらゆるものに御光(おかげ)をなげかけて下さる」という御神徳への感謝のあらわれとして、お祝い事及び日常掛けとしてご鑑賞いただけます。
御神号には、家内安全、生業繁栄、郷土の発展ひいては国の繁栄と平安への祈りと願いが込められております。
●サイズ
約巾60cm×約縦190cm(尺五立)
●作家
荒木田守明(あらきだ もりあき)
●略歴
「日本書紀」にも登場する天見通命(あまのみとおしのみこと)の末裔。由緒ある伊勢神宮禰宜・天見通命裔の家系に生まれる。
御神号を謹書できる選ばれた役職にあり、神に仕えるとともに秘伝の書法を体得する。
●表装
絹本 ドンス三段表装
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書を書家に書いていただき、それを表装して掛軸にできます。 書いていただける書家の先生方は諸事情により
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